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Bose QuietComfort Earbuds を1年以上使用したレビュー!

今日は、Boseの完全ワイヤレス&ノイズキャンセリングイヤホンの初代機であるQuietComfort Earbuds(2020年発売)を1年以上使用した感想を書いていきたいと思います。長く使ってみてわかったことを良い点・悪い点、どちらも率直に書いていきたいと思います。

製品の特長

  • 優秀なノイズキャンセリング機能
  • 1回の充電で最長6時間の再生が可能
  • 充電ケースの使用でさらに最長12時間の再生が可能
  • 11段階のアクティブノイズキャンセリング機能を搭載
  • 3サイズのイヤーチップ付属
  • 充電ケースはQi規格の充電マットに対応

基本仕様

項目詳細
装着方式完全ワイヤレス
構造密閉型
再生時間6時間+12時間(充電ケース活用時)
対応コーデックSBC・AAC
防水性能IPX4相当
充電方法USB Type-C/Qi(ワイヤレス充電器別売り)

外観・付属品一覧

イヤホン本体

イヤホン本体は、完全ワイヤレスイヤホンとしては大きめです。サイズはたて約3.3cm×よこ約2.0cmです。レビューでは「これくらい大きい方が好き」という人もいました。

充電ケースと充電用USBケーブル

充電ケースのサイズは、横幅が約8.6cmで、やはり大きめですね。充電ケースの電池の残量が5段階で表示されるのは、わかりやすくていいです。

では、次に実際に使用してみた感想を書いていきたいと思います。

使用した感想

装着感

私の場合、片耳がピッタリとは合っていません。じっとしていると問題ありませんが、動くと落ちそうになることもあります。

3サイズのイヤーピースが付属していますが、細かく対応できていない気がします。個人的にこの製品の唯一のデメリットかなと思います。

ですので、可能ならば実店舗で試聴してから購入するのが良いと思います。

私はこのイヤホンを作業で座っているときなど、動くことが少ないときに使用するようにしています。

ノイズキャンセリング性能

とても優秀だと思います。後続機ほどではないにせよ、「ちょっと周りの雑音をカットしたい」くらいであれば、しっかりカットしてくれます。

ノイキャンの機能だけを効かせて、デジタル耳栓のように使ったりもできます。

外音取り込み機能は?

周りの音はクリアに聴こえて、いいと思います。

音質

音質は、ノイズキャンセリングイヤホンとしては十分なレベルかと思います(ノイズキャンセリング機能を目的にイヤホンを使う場合、個人的にそれほど音質を重視していません)。

別の言い方をすると、音質にもこだわりたい方には不満もあるかなと思います。全体的に明瞭さには欠けるのかなと思います。ただ、音のバランスは良く、重低音がズンドコ響くということもないのかなと(低音域は適度に強調)。

ちなりに、後続機(Bose QuietComfort Earbuds 2)は音質がパワーアップしています。

その他の機能、使い勝手など

・操作性

一時停止、再生は右のイヤホンをダブルタップします。ノイズキャンセリングの段階を切り替えるには(Boseのアプリを使って、好みのノイズキャンセリングのレベルを登録できます)、左のイヤホンをダブルタップします。

・連続再生時間

イヤホンだけで最大6時間再生は、普通に使う分には十分な時間だと感じました。使わないときは充電ケースに入れて、自動的に充電されるので、充電ケースの充電さえ定期的にしておけば、電池切れの心配もなかったですね。

デメリットは?

先ほど述べたように、装着感がデメリットですね。

あとは、ワイヤレスイヤホン共通の課題かと思いますが、接続の不具合がときどきあります。なるべく他の機器と干渉しないようにすることと、不具合が起きたときは、Bose公式HPに記載の、対応策をやてみることですね。

明らかな製品の不具合のときは、修理の依頼をすることになります。

Bose製品の購入は、Bose公式ストアまたはBoseの正規代理店がおすすめです。保証期間内の不具合であれば、無償の修理に対応してくれます。

Bose QuietComfort Earbuds 2(後続機)との比較

現在私は、後続機(2022年9月発売)をメインで、サブで初代機を使用しています。そこで、使用感の簡単な比較をしてみます。

まず、音質はBose2になって向上しています。後継機の方が、1つ1つの音が鮮明に聴こえます。ただ重低音がとても強調されているので、その点は初代機の方がバランスが良いです。

ノイズキャンセリングの性能も、後継機でさらに向上しています。初代機でもよかったのがもっと進化している、という具合です。

装着感は、後継機の方が耳の大きさ・形にきめ細かく対応できるので、より多くの人に合いやすいのかなと思います。

総合的に、後継機はさらに完成度が上がったイヤホンになっています。

初代機をあえて買うメリットは?

初代機でも十分よい性能を有しているので、今もときどき使用しています。

Boseのノイズキャンセリングイヤホンは昔から定評があるので、「少し手頃な価格で、ノイキャン機能付き完全ワイヤレスイヤホンを試してみたい」という方には、選択肢の1つになりえるかもしれません(ただし、装着感が人によってはピッタリ合わない可能性はあるので、その点は留意しておくべき事かと思います)。

2024年4月現在は、ネットでも取り扱っている店が少なくなっているようです。

まとめ

いかがだったでしょうか。2020年発売のQuietComfort Earbudsは高いノイズキャンセリング機能が完全ワイヤレスイヤホンで楽しめる、質の高いイヤホンとなっています。

他のイヤホンをメインで使用するようになっても、デジタル耳栓として使えたり、幅広く使い道があるなと感じています。

本日は最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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